ひよこもちの「人生ぽくぽく歩く日々」

都会で忙殺されながらもスローな人生に憧れる、リアルアラサー女子の雑記帳

【爬虫類】犬より先に蛇を家族に迎えた話

皆さま、お疲れ様です。

ひよこもちです。

 

今回は一味変えて、爬虫類ブログです。

 

先日もお伝えしたとおり、ひよこもちは「動物が苦手」でした。

ですが、何故か、爬虫類ってちょっと可愛いかもと前々から思っておりました。

ヒョウモントカゲモドキとか白蛇とかも目が可愛いなぁと。

と言っても、じゃあ何か飼おうと思えるほどの興味はなかったのですが。w


関西では、大型の生体販売イベントが年間でいくつか開催されます。

有名なものはブラックアウト、レプタイルズフィーバー、ぶりくらなどでしょうか。

ひよこもちが初めて行った爬虫類イベントは、レプタイルズフィーバーでした。

旦那とCMを見て、「お、行ってみるか」的な軽いノリで行くことに。

 

初めての爬虫類イベント当日、来場者数の多さにびっくりしました。

爬虫類って、もっとニッチでマイノリティな世界だと思っていたので・・・

そして集まっているお客さんの数に負けない生体の種類。

蛇、トカゲ、蛙、カメ、カメレオンにイグアナ、サソリまでいます。


さて、この初めてのレプタイで、ひよこもちは初めてのペットをお迎えすることになります。

可愛らしい薄ピンクの蛇ちゃん(以下、もち蛇)です。

蛇にも色々な種類がありますが、迎えたのはコーンスネークという種類で、比較的飼いやすくお手入れも楽とのこと。

 

爬虫類について、コーンスネークについても何も知らないままお迎えすることになったひよこもちですが、初めて飼おうと思っている方が知っておくと安心であろうことを少しまとめておこうと思います。

 

 

①飼いやすさ抜群「コーンスネーク

 

まずコーンスネークという種類ですが、毒のないナミヘビ科の蛇です。

生まれたてはとても小さく、とぐろを巻くとハムスターより小さいくらいで、大きくなっても1mくらいであまり太くはなりません。

寿命はちゃんとお世話すれば10年近く生きるんだとか。

数週間に1回脱皮しますが、脱皮前は全身が白く濁ってきて、色が戻ったなと思った直後に脱いでいることが多いです。

 

品種は数えきれないほどありますが、オーソドックスなカラーはこんな感じ。

 

  • ノーマル:一番スタンダードなカラー。一言で表現すると赤黒い模様。
  • アルビノ:黒の色素が欠乏した色み。目が赤くて体もはっきりした赤の模様。
  • アネリ:赤色素が欠乏した色み。目は黒くて茶色みのあるグレーの模様。

 

あとは交配によって色と柄が変わります。

アルビノとアネリを掛け合わせて生まれるスノーや、柄も出ないブリザードという真っ白な個体は神の使いのような白蛇に。

値段は色や模様によりますが、ノーマルのベビーだとイベント価格で約3千円ほど、希少なカラーや模様だと2万円近くするものも。

 

我が家のもち蛇は、品種名ではエクストリームリバースオケッティと言います(長い・・・)。

 

ベビーの頃の見た目を簡単に表現すると「赤い柄がくっきり出ているピンクのアルビノ」です。

アルビノなので黒色素はなく目はルビー、ベビー時代は薄いピンクベースでしたが、成長につれてオレンジと白っぽさが強くなりました。

ベビーで購入したので、最初はまだ手のひらサイズどころか、お猪口に全身が納まるくらいちっちゃかったです。

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②蛇を迎えるために「飼育の必需品」

蛇を含め爬虫類を飼育するためには、爬虫類向けの備品があると安心です。

 

・ケージ

必須アイテム、爬虫類用のケージです。

最初は安価なプラ製でも全然問題ないですが、虫かごみたいなのを買うくらいならそれなりの物を最初から買っておく方がいいかも。

すぐ大きくなりますからね。

あと筋力がすごいので、蓋を押し開けて脱走できないタイプのものがおすすめ。

うちはアクリル製スライド式のフチなしケースで、手頃に5千円くらいでした。

 

・床材(チップ)

温度や湿度の管理のためにもチップは敷いておく方がいいですし、何より掃除が楽。

ペットシーツや新聞でも大丈夫ですが、うちはウッドチップを入れています。

たまにいないなぁと思ったらチップに潜っていることもあります。

蛇も当然排泄するので、チップだと部分的にも掃除できていいですね。

消臭効果のあるものとかだと尚いいかも。

 

・水入れ

蛇は犬や小動物とは違って、水は飲むだけではなくたまに水浴びもします。

もち蛇は脱皮前に水に浸かっているのをたまに見かけます。

なので、全身が入れる大きさの容器に半分ほど水を入れておくのが良さそうです。

水を入れすぎると溢れてチップがびっしゃびしゃになります^^;

お店によっては、蛇の水入れ専用にタッパーの蓋部分を丸くくりぬいたものが売っていることもあります。

 

・シェルター

蛇の寝床ですね。

周りからの刺激をシャットアウトできるシェルターは大切です。

とぐろを巻いて、ちょうど納まるくらいのジャストフィットな大きさが良いようです。

表面がざらざらしている物の方が、脱皮の時に自分で擦りつけているので脱ぎやすいのかもしれません。

ちなみに、ひよこもち宅のシェルターはこちら。

ジェックス スカル PT2855

ジェックス スカル PT2855

 

正解の使い方。こういうの好きです。w

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・ヒーター

夏場は不要ですが、秋冬はヒーターを設置しています。

寒くなると冬眠しちゃいますからね。

素人が冬眠させると、失敗して永眠になってしまうという話をたまに聞きます^^;

うちは年中冬眠させないので、秋冬はシートタイプのヒーターで温めています。

ケージの半分だけヒーターを敷いていますが、暑ければ暑いで、勝手に移動して涼んでいます。

ジェックス レプタイルヒート?S 

ジェックス レプタイルヒート?S

 

 

コーンスネークの食事「ピンクマウス」

 

爬虫類に抵抗がない人でも、もしかすると給餌シーンは若干抵抗がある方もいるかもしれません。

コーンスネークは肉食なので、ピンクマウスを週2くらい与えます。

もちろん、蛇の体が大きくなれば食事もピンクマウスからファジー、ホッパー、アダルトとサイズアップしていき、その分食事の頻度は減って今は10日に1回くらい。

冷凍販売されているので、湯銭で解凍して人肌(というか生きているくらいの温度)にしてから直接手であげています。

最初、指噛まれるんじゃないかと怖かった。w

蛇は基本的には丸飲み。

咀嚼しないので食い散らかすということはありません。

 

ただ、もち蛇は本能なのか、もう死んでいるマウスを執拗に締め上げます。w

蛇の筋力は凄まじいですから、たまに腹が裂けるなんてことも・・・( ・´ー・`)わーお

まぁ食事シーンを凝視する必要もないですが、多少グロ要素もあるのでその辺の耐性だけは必要かもしれませんね。

ちなみに、ピンクマウスはまだ毛も生えてない赤ちゃんマウスですが、ファジー以降はもう毛もふさふさの大きめなネズミですので。

丸飲みシーンの顎の外し方は何度見てもすごい。

 

 

④気分は蛇使い「ハンドリング」

はっきり言って、蛇は懐きません。

多少、慣れるだけです。

ハンドリングというコミュニケーションがありますが、まぁ蛇側にとってみればコミュニケーションでも何でもなく仕方なく耐えてるだけかもしれません。w

でもたまに触って手首にぐるぐる巻きつけていると、すべすべした蛇の腹部や体温を感じさせないひんやりした肌が気持ちいいです。

触りすぎるとストレスが溜まって、拒食になってしまうそうなので要注意。

あと空腹時に触ろうとすると、餌と思って噛みついてきますのでさらに注意。

成体に噛まれると結構、痛いですよ。w

あと、締め付けの圧がすごい・・・全身筋肉ですからね。

 

 

というわけで、今回はひよこもちにとっての初のペットであるコーンスネークについてでした。

そして、もち蛇を迎えてから数か月した後、更にもう1匹サーモンゴーストというカラーのコーンスネーク(以下、もち蛇2号)を迎えます。

蛇にも性格ってあるんだなぁと思わせるもち蛇2号については、また今後書こうと思います。